Nuwacellは2016年に設立され、幅広く利用可能なiPSC派生細胞治療製品の開発に取り組んでいます。

当社は、iPSC技術の川上（iPSCリプログラミング・ライブラリ構築および臨床グレードの培養試薬製品）、川中（iPSC関連CDMO/研究技術サービス）、川下（iPSC由来の細胞医薬品開発）を含む全産業チェーンをカバーする製品およびサービスシステムを構築しています。さらに世界先端の高基準の研究グレードおよび臨床グレードの幹細胞研究開発製造施設を有し、中国国内最大規模の中国人集団スーパードナーiPSCライブラリを保有しています。また、iPSC技術の応用に関する発明特許群をシステム的に構築しており、iPSCリプログラミング、多種多様な機能細胞への分化誘導、生産プロセス、重要な原材料などの分野をカバーしています。

iPSCのコア技術については、Nuwacellは抗炎症修復、腫瘍免疫、再生医療の3分野において、様々な細胞医薬品パイプラインの研究開発を継続的に推進しています。現在、複数の製品パイプラインが臨床試験登録段階に進んでいます。その中でNCR100とNCR300は中国国内で初めて臨床承認を取得したiMSCとiNK細胞製品となり、NCR101は世界で初めて臨床承認を取得した遺伝子修飾によるiPSC由来iMSC細胞製品となっています。当社は今後、iPSC由来の細胞医薬品も順次IND申請を行い、臨床試験段階に進む予定であり、iPSC由来細胞医薬品の臨床的価値を継続的に探求していきます。